FARET TACHIKAWA ART

no.045

マリーナ・アブラモヴィッチ

Marina Abramović

size
105x190x110mm(15 pieces total)
material
crystal
機械搬入口 equipment loading entrance

黒い竜-家族用

Black Dragon-for family use

アブラモヴィッチは長い間いろいろなパフォーマンスをしてきました。現代の美術は人間の身体や動作も含めたすべてにより、新しい知覚を呼び起こそうとします。彼女は以前、一緒に仕事をしてきた男性と中国の万里の長城の両端から歩いてきて出会い、そのまま現実に永遠に別れるパフォーマンスをしました。立川ではブラジル産の水晶に頭、胸、性器をあてて瞑想する壁をつくりました。

マリーナ・アブラモヴィッチ/旧ユーゴスラビア・オランダ

Marina Abramović/former Yugoslavia・The Netherlands

1946-

1946年 今世紀初頭ダダの運動があった旧ユーゴスラビア・ベオグラードに生まれる。絵画からポスト・オブジェ、サウンド・ワークを経て、73年に≪リズム10≫というパフォーマンスを行い、以来観衆を巻き込み、観客の発するエネルギーに助けられて肉体の限界を精神的に超える試みであるパフォーマンス・シリーズを発表。76-88年までウライをパートナーとしたコラボレーションを行う。80-81年オーストラリアの砂漠の中で過ごし、肉体と自然が一体であることを知る。以後、自然と人間の関係をテーマに、万里の長城を歩くことで場所によって異なる自然のエネルギーを感じる試みや、体に蛇を巻き付けたり、水晶など天然石が発するエネルギーを観衆に体感させる作品などを発表している。

日本では新潟県の里山集落の「夢の家」プロジェクト(2000年~)が有名。

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