立川市民オペラ公演2014が佐川吉男音楽賞を受賞!


第12回佐川吉男音楽賞において、立川市民オペラ公演2014「アイーダ」に奨励賞が贈呈されました。
本賞は、音楽評論家の故・佐川吉男氏の業績を関係者の心に留めるとともに、生前佐川氏が特に専門とされていたオペラやチェコ、 スロバキア関係の音楽活動の振興を主な目的に、同夫人によって設立されました。中小オペラ団体が主催する公演で、特に優れた成果を挙げたものに贈られます。

【受賞理由】

 砂川稔総監督のもと、実力派の歌手を若手中心に適材適所で起用、市民参加の合唱団、管弦楽団に地元音楽大学有志も加わって、好水準の公演となった。 出演者、スタッフらの意欲に満ちた取り組みが《アイーダ》の音楽の楽しさを伝え、きらびやかな衣裳は目を楽しませた。古谷誠一の指揮、直井研二の演出とも、 専門家と市民双方のオペラへの意欲を巧みに引き出し、結び付けている。
 立川市民オペラは1992年に第1回公演《カルメン》でスタート、2012年の《トゥーランドット》も市民参加オペラとして立派な舞台であり、着実に向上を続けている。 市民、財界、教育機関、(公財)立川市地域文化振興財団らが一体となって活動を推進しており、地域に根差したオペラとしてさらなる継続と発展が期待される。(佐川吉男音楽賞実行委員会)