財団法人立川市地域文化振興財団 インタビュー
■アミュー・ハートフル・ライヴ (2003年12月)
財団設立15周年記念事業
≪芸術の女神・ムーサ≫からクリスマスの贈り物
川井郁子・木住野佳子・本谷美加子
アミュー・ハートフル・ライヴ
★出演者インタビュー★
川井郁子 川井 郁子 かわい いくこ<ヴァイオリニスト・作曲家>
東京芸術大学、同大学院卒業。大阪芸術大学(芸術学部)助教授。
ヴァイオリニスト、作曲家として類いまれなる感性と確かな表現力で、ジャンルを越えた音楽作りに才能を発揮。また、ソリストとして、ワルシャワフィルハーモニー・オーケストラ、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、N響室内合唱団、サレー・アンタル・ジプシー楽団などとも共演。NHK総合テレビ「ときめき夢サウンド」、TV神奈川・TV大阪「名曲物語」、NHK BS2「シネマパラダイス」などにレギュラー出演ほか「ニュースステーション」「ニュース23」「天才たけしの誰でもピカソ」「題名のない音楽会21」等にも出演。CM出演のほかテレビ番組のテーマ曲等も作曲。1998年東宝映画「絆」に出演し、批評家大賞新人賞を受賞。多彩な活動を展開している。

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木住野佳子 木住野 佳子 きしの よしこ<ピアニスト・コンポーザー・アレンジャー>
東京出身。
桐朋学園時代には、本格的にクラシックを学ぶほか、あらゆるジャンルのバンド活動を行い、そのころ出場したヤマハ・ポピュラー・コンテストでは「ベスト・キーボード賞」を2度も受賞。1996年2nd「フォトグラフ」は、Swing Journal誌、オリコンチャートにランクイン、人気、実力ともトップの座に。TV番組「名曲物語」のレギュラー出演、映画「命」のサウンド・トラック参加。ベーゼンドルファーの本社(ウィーン)とオフィシャル・アーティストの契約を結んだ。近年ジャズのみならず、ジャンルを超えたサウンドは、スケールのあるアーティストとして大きな可能性を秘め、期待を寄せられている。現在のユニットは、ジャズ・トリオ、ボサノヴァの「ブラジリアン・ユニット」、そしてソロと幅広いフィールドで活動している。

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本谷美加子 本谷 美加子 ほんや みかこ<オカリナ奏者・作曲家>
北海道帯広市出身。
帯広の高校を卒業後、単身オーストラリアに渡る。シドニーのストリートでオカリナを吹き始めたことをきっかけに、幼少の頃から親しんだオカリナの魅力と可能性を再確認。以来、オーストラリア全土を旅しながら、街頭でオカリナ演奏を披露。親しみやすいオリジナルの旋律とオカリナの音色が街行く人々を魅了し、やがて音楽関係者たちの注目するところとなる。1993年CDデビュー。その後も、演奏活動をベースにテレビや舞台出演など幅広い活動を展開。希有な女性オカリナ奏者として、また卓越したメロディーメーカーとしてオカリナブームの火付け役ともなった。1997年から2年間にわたり、NHKのリコーダー教育番組「トゥトゥアンサンブル」にレギュラー出演。全国的な知名度を得る。サントリー「続・のほほん茶」のCM曲「たんぽぽぽ」をはじめ、メディアで楽曲を取り上げられる機会も多い。2001年12月、今までの集大成と次なるステップへの飛躍を目指し、東京・大阪・札幌三都市でのコンサートを実施、好評を博す。
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12/13(土)大ホールで開催される財団設立15周年記念「アミュー・ハートフル・ライヴ」に出演される3人の美しい出演者にインタビューいたしました。アミューたちかわでしか観られない贅沢でロマンティックなライヴ。≪芸術の女神=ムーサ≫とも言えるアーティストの方々にお会いできる日まで、このインタビューでクリスマス・ムードを盛り上げていただけると幸いです・・・(ちょっと気が早いですが・・・笑)

Q1−今回の初共演について
川井:各ジャンルの異なる魅力的な女性アーティストとのコラボレーション。良い刺激をもらえそうで、今から楽しみにしています。
木住野:ヴァイオリンとオカリナとピアノ・・・異色の初共演でワクワクします。女性ならではの感性で、きっと素敵な時間が生まれると思います。
本谷:素敵な方々との共演させていただくことができて光栄です。とても楽しみです。

Q2−演奏会で心がけていることは?
川井:守りではなく攻めの気持ちで・・・その時その時の自分を出し切れるように心がけます。
木住野:リラックスして楽しんで演奏することです。あとは、気持ちを込めて一音一音を大切に弾くことです。
本谷:お客様に喜んで頂けるように、心を込めて演奏するだけです。

Q3−作曲をする環境や状況などを教えて下さい。
川井:ピアノに向かって作ります。左手でコードを叩いていると心に情景や心情が湧いてきて・・・メロディーが次々に生まれる感じです。
木住野:自分の部屋でピアノを弾きながら作ることも多いですが、旅行などに行って、いつもと違う環境に囲まれると、自然にメロディーが出てくることもあります。
本谷:散歩をしていると、まわりの自然がメロディーを与えてくれるような感じです。

Q4−最近、感動したこと、インスパイアされた出来事は?
川井:ヨットに乗って、クルージング中、思いがけずイルカの群れに出会えたこと。北海道や九州への旅でそれぞれの大自然をゆっくり味わってエネルギーをもらいました。
木住野:聴きに来て下さったお客様が「涙が止まらなかった」と言ってくれたこと。また、2年前のNYのテロの時にマンハッタンにいて、極限状態に追いつめられた人間がお互いに優しくなっていたことに感動しました。
本谷:素晴らしい人々との出会いです。

Q5−ライヴにお越しいただく皆さんにメッセージをお願いします。
川井:
私にとって新鮮な試みも盛り込まれたコンサート。皆さんとご一緒にステージでクリスマスを楽しみたいと思います。
木住野:私は数年前まで国立に住んでいたので、なんだか懐かしい場所に戻って演奏する気持ちです。やっぱり多摩地区は緑が多くて空気がきれいで、大好きです。冬はちょっと寒いですが。(笑)一年で最もロマンティックなクリスマスを皆さんと一緒に過ごせるのを楽しみにしています。
本谷:皆様にお会いできる日をとても楽しみにしています。

ありがとうございました。