財団法人立川市地域文化振興財団 インタビュー
■青春のグラフィティvol.3 (2004年10月)
70年代フォーク企画「青春のグラフィティvol.3」出演者インタビュー
〜伊勢正三・太田裕美・大野真澄〜

出演者プロフィール
伊勢正三 70年代フォークを代表するグループ「かぐや姫」「風」のメンバーとして、「なごり雪」「22才の別れ」「ささやかなこの人生」「海岸通」「君と歩いた青春」など数々の名曲を生み出す。
ソロとなった後一時活動を中断していたが、93年に活動を再開後は積極的にコンサートを展開、99年にはかぐや姫のメンバーと紅白歌合戦にも出演、2002年には大林宣彦監督により伊勢正三原案の映画「なごり雪」が公開されるなど幅広い話題を提供。
太田裕美 NHK「ステージ101」のメンバーを経て、74年「雨だれ」でデビュー。「木綿のハンカチーフ」が空前の大ヒットの後も「赤いハイヒール」「九月の雨」などが大ヒットする。
フォーク系のアーティストの作品「君と歩いた青春」(伊勢正三)「失恋魔術師」(吉田拓郎)「さらばシベリア鉄道」(大滝詠一)もヒットさせ、ジャンルを超えた音楽活動を展開。
2002年にはNHK連続テレビ小説「さくら」にも出演し幅広く活躍する。
大野真澄 70年、伝説のグループGAROを結成、73年にはリードボーカルをつとめた「学生街の喫茶店」が大ヒットする。
ソロになってからは、作家としてんも活躍し、あおい輝彦の「あなただけを」などを作曲。自らのライブ活動のかたわら、松田勇作、原田芳雄、内田優也などのプロデュースを手がけるほか、CMソングなどでも多彩に活躍する。

アミュー・オリジナル企画ということで、3名のアーティストにお話を伺いました。さて当日はどんなライブになるのか、初共演やプライベートについてなど話していただきました。
※敬称略。伊勢正三:伊 太田裕美:太 大野真澄:大


Q1:今回の企画へ向けての意気込みや共演者についてお聞かせ下さい。

伊−気のおけない仲間・・・楽しみ!
太−長いおつきあいのお二人なので、楽しいお兄さんたちと一緒に、という雰囲気でやれると思います。

大−昨年の夏、大分での野外コンサートイベントでアコースティック・ジェネレーションというユニット(杉田二郎、伊勢正三、大野真澄の3人)で一緒に演奏しました。正やんとは「かぐや姫」時代から、太田さんともデビュー以来の知り合いでもあります。


Q2:休日はどんなことをしていますか?

伊−ガーデニング、釣り(川)。
太−仕事は休みでも、「母」と「主婦」は年中無休です。
大−最近の世の中の理不尽さを考えさせられることが多く、一日中ニュースを見ていますね。


Q3:今後の活動について

伊−流れのままに・・・
太−新しいアルバム作りを予定しています。
大−誰の心にも届く楽曲創りと、心に触れることが出来るようなライブ活動を続けていきたいでね。


Q4:立川(または東京多摩地域)での思い出、エピソードなどありましたら教えてください。

伊−「冬京」という唄にでてくる“赤い電車”とは・・・当時(30年前)の中央線「特別快速」のこと。
太−久しぶりです。
大−1971年の12月から立川基地の近所のハウス(高崎コート)に半年間ほど住んでいました。


Q5:立川のお客様にメッセージをお願いします。

伊−3人の響きを聴いてほしい。
太−Concertが「明日へ糧」になれたら、嬉しいです。ぜひ、ご家族おそろいでお出かけ下さい。
大−この3人でのコンサートは初めてですが、皆さんに楽しんでもらえるような内容のライブにしたいと思います。


ありがとうございました。