(主催)フレッシュ名曲コンサート 事前キャンペーン 秋山紗穂 ピアノ プレ・コンサート(申込受付終了)

秋山紗穂 ©Shigeto Imura

 

この演奏会は「フレッシュ名曲コンサート」に出演される新進演奏家のPRのために開催します。
公益財団法人東京都歴史文化財団(東京文化会館)では、都内の区市町村及び区市町村の指定する団体との共催により、「フレッシュ名曲コンサート」を実施しています。
この事業は、都民の皆様に身近な地域で気軽にクラシック音楽等の名曲に親しんでいただく機会を提供し、併せて新進演奏家の発掘、育成を図ることを目的として開催するものです。皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

 


 
秋山紗穂 演奏動画(ご本人YouTubeチャンネルより)

 

開催日時:2020年9月13日()14:00開演(13:30開場) 
会場:たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール

料金:入場無料/全席指定(定員370名/郵送可) 
   予定枚数に達しましたので受付終了しました。
   ありがとうございました。

予定曲目:
ショパン:ノクターン(夜想曲)第2番、ワルツ第6番「小犬のワルツ」
シューマン:トロイメライ
リスト:「伝説」より 波の渡るパオラの聖フランチェスコ
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」
(アンコール曲)リスト:愛の夢 第3番 変イ長調
※演奏時間1時間程度です。
※未就学児の入場はできません。

チケット受付
 
ムーサ友の会先行受付:7月17日(金)
 一般受付:7月19日(日)
 初日は電話のみ 10:00~
  ※初日は会館窓口での配布はございません。
  ※お一人様5枚までの受付。

※お求め前に必ずご一読いただきますよう、お願い申し上げます。
財団主催事業における「新型コロナウイルス感染症対策」とご来場のお客様へのお願い(リンク)

■たましんRISURUホール(立川市市民会館)
            ℡ 042-526-1311 

来館・電話受付 9:00~20:00


プロフィール

秋山紗穂(ピアノ/東京文化会館 外部リンクtwitter 外部リンク
 立川市出身。これまでにピアノを横山幸雄、パスカル・ドゥヴァイヨンの各氏に師事。現在、伊藤恵氏に師事。4歳よりピアノ、7歳より歌と作曲を学ぶ。国立音楽大学附属小学校・中学校、東京藝術大学音楽学部附属高等学校、東京藝術大学を経て、現在、東京藝術大学大学院修士課程ピアノ専攻1年に在学中。
 第13回ショパン国際ピアノコンクールin Asia中学生部門アジア大会金賞及びソリスト賞受賞。横浜みなとみらいホール主催コンチェルトソリストオーディションCカテゴリー第1位、NHK交響楽団を主に結成されたオーケストラと共演。TIAA 国際教育助成事業海外音楽大学マスタークラス派遣助成オーディション第1位、全額助成にてチューリッヒ芸術大学でのマスタークラスに派遣。東京藝術大学前学長 宮田亮平賞受賞。
 2019年第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞。第17回東京音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞。2020年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
 これまでに、広上淳一氏、渡邊一正氏、角田鋼亮氏、三ツ橋敬子氏指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。その他、カワイ表参道、ベーゼンドルファー東京、東京丸ビル・ラフォルジュルネ、日本財団、ミューザ川崎、練馬区アトリウムコンサート、大田区民ホール・アプリコ大ホール等各地で演奏会に多数出演。

 


秋山紗穂さんへのインタビュー

Q.ピアノを始めたきっかけは?
A.幼い頃から様々な事が好きで、やってみたいな、と思うことはいつのまにか始めていました。水泳や新体操、バレエ、テニス、茶道、等々。音楽は特に好きで、ピアノ、歌、作曲など、楽しくやっていました。児童合唱団にも所属していました。楽器としてはピアノを選びましたが、演奏するにあたり、幼い頃からの全ての経験が繋がっていると思います。

Q.これまで、思い出に残ったご自身の演奏会はありますか?
A.色々とありますが、昨年、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を、素晴らしい指揮者の先生のもと、サントリーホールと東京文化会館、藝大奏楽堂で、オーケストラの皆様と演奏させて頂いたことです。

Q.以前は立川市に住んでいたとお聞きしております。立川で過ごした思い出などありましたら教えてください。
A.西砂町で生まれ、その後 若葉町、砂川町と、10歳まで立川市で育ちました。それはそれは楽しかったです!幼い頃の最初の記憶といえば、友達と緑がいっぱいの中を思う存分走ったり、歌ったり踊ったりしていたことです。その後は、母の自転車のカゴに乗って、今振り返ると立川市内の端から端まで行っていたと思います(笑)。
水泳や新体操、バレエ、児童合唱団なども、立川市内で通っていました。特に泉体育館とそのプールには、「自分にはできないな…、でももう少し頑張ってみよう」と、身体と心を鍛えた想い出がいっぱいです。立川市中央図書館の児童コーナーは伸び伸びできるので紙芝居や絵本をはじめ沢山の本に出会えましたし、毎年、盆踊りやお祭りで、浴衣を着て楽しく踊った想い出もあります。
何かの催しで、立川駅北口から立飛方向につながる広場の屋外舞台で、新体操クラブの皆と演技で楽しく参加したことも、この間のことのようです。
ピアノを始めた4歳の時、家には電子ピアノがありましたが、本当のピアノが家に来ることとなり、その電子ピアノは立川市の介護施設に寄付したのですが、まだ活躍してくれているといいなぁと思います。沢山の音を聴かせてくれた最初の楽器に本当に感謝です。
幼稚園も市内でしたので、立川市市民会館や昭和記念公園での行事が多く、この度その想い出のホールで演奏させて頂けることに胸がいっぱいです。
生まれてから幼稚園、小学校の時期を育んでくれた立川市には、あまりにも沢山の想い出があり、お話ししきれませんが、その感謝を心に、この度の演奏に臨ませて頂ければと思います。

Q.将来の目標、抱負は?
A.「人の心に寄り添えるピアニスト」を目標としています。人とは作曲家であり、その作品を聴いて下さる方々であり、その作品を今の時代に繋げて下さった代々の音楽家の方々であり、共演者や演奏会に関わる方々などです。
価値観の多様化する現代社会において、クラシック音楽は、身近なところでは人と人との習慣や考え方などの違い、大きくは人種や宗教、言語、国境、そして時代を超え、素晴らしい感動を分かち合うことの出来るかけがえないものと信じてます。
音楽を奏でることで心が一つとなり、希望ある素晴らしい明日へ繋げていくことを積み重ねていけたら、と思ってます。また以上の抱負から、演奏会のみならず、その時その時の社会の流れに沿った、社会に直接お役に立てるイベントなどでの演奏の機会も大切にしていきたいと思ってます。

Q.広上マエストロについて
A.指揮者としても指導者としても、大変に尊敬し信頼申し上げてます。昨年、プロコフィエフピアノ協奏曲第2番で共演させて頂き、大変明確で丁寧なご指導と、本番での的確な指揮に大変感激しました。
再び共演させて頂けることが本当に感謝ですし、どのようなベートーヴェンの世界が生まれるのか今から楽しみです。

Q.9月13日(日)プレ・コンサートに聴きに来られるお客様に一言お願いいたします。
A.立川は私にとって、かけがえのない大切な故郷です。小さい頃から通っていたこのホールで演奏させて頂けることに、心より感謝しております。
音楽を通して、皆様にお会いできますことを、心より楽しみにしてます。

Q.10月3日(土)フレッシュ名曲コンサート(ベートーヴェン作曲/ピアノ協奏曲「皇帝」)をお聴きに来られるお客様に一言お願いいたします。
A.今年はベートーヴェン生誕250年となります。そのゆかりの年に、ベートーヴェン最後のコンチェルトである第5番「皇帝」を、尊敬する広上先生、そして日本を代表するオーケストラの皆様と演奏させて頂けることに、心より感謝申し上げます。そして、私を生まれた時から育んでくれたこの立川の地で演奏させて頂ける感謝を心に、精一杯演奏させて頂きます。

秋山さん、ありがとうございました。

 


 
フレッシュ名曲コンサート 
広上淳一/日本フィルハーモニー交響楽団「皇帝」「田園」
日時:2020年10月3日(土)15:00開演(14:00開場)
   ※14:30~ 楽員によるウェルカムコンサートを開催!
会場:たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール

~詳しくはこちら~ 


主催:立川市/公益財団法人東京都歴史文化財団(東京文化会館)
後援:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
企画協力:公益財団法人立川市地域文化振興財団/東京オーケストラ事業協同組合