この演奏会は「フレッシュ名曲コンサート」に出演される新進演奏家のPRのために開催します。
公益財団法人東京都歴史文化財団(東京文化会館)では、都内の区市町村及び区市町村の指定する団体との共催により、「フレッシュ名曲コンサート」を実施しています。
この事業は、都民の皆様に身近な地域で気軽にクラシック音楽等の名曲に親しんでいただく機会を提供し、併せて新進演奏家の発掘、育成を図ることを目的として開催するものです。皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
開催日時:2021年10月22日(金曜日)18:30開演(18:00開場)
会 場:たましんRISURUホール(立川市市民会館)小ホール
出 演:前田妃奈(ヴァイオリン/東京文化会館 外部リンク)
諸田由里子(ピアノ/ホームページ)
料 金:入場無料/全席自由(定員100名) ※受付終了しました。
予定曲目:モーツァルト/ヴァイオリンソナタ 第 21 番 ホ短調
曲 目:エルンスト/「夏の名残のバラ」による変奏曲
曲 目:ブラームス/ヴァイオリンソナタ 第 3 番 ニ短調 作品 108
曲 目:サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 作品 28
※演奏時間は1時間程度です。
※都合により、曲目等が変更となる場合がございます。
※未就学児の入場はできません。
チケット受付
ムーサ友の会先行受付:7月27日(火曜日)
一般受付:7月29日(木曜日)
初日は電話のみ 10:00~
※初日は会館窓口での配布はございません。
※お一人様5枚までの受付。
※郵送不可。
※お求め前に必ずご一読いただきますよう、お願い申し上げます。
財団主催事業における「新型コロナウイルス感染症対策」とご来場のお客様へのお願い(リンク)
■たましんRISURUホール(立川市市民会館)
℡ 042-526-1311
来館・電話受付 9:00~20:00
プロフィール
前田妃奈(ヴァイオリン/東京文化会館 外部リンク)
ソリスト:第18回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞
ソリスト:第88回日本音楽コンクールバイオリン部門第2位及び岩谷賞(聴衆賞)
2002年大阪府生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、これまでに井上敦子、前田悦代、現在、小栗まち絵、 原田幸一郎、神尾真由子の各氏に師事。2019年第88回日本音楽コンクールバイオリン部門第2位及び 岩谷賞(聴衆賞)。2020年第18回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞。第67回全日本学生 音楽コンクール全国大会小学校の部第1位。第16回クロスターシェーンタール国際バイオリンコンクー ル(ドイツ)14歳以下の部第1位、併せてヴィルティオーゾ賞、Forderpreisを受賞。その他、霧島国際音 楽祭賞、松方ホール音楽奨励賞など、国内外のコンクール、オーディション、マスタークラスで多数の賞 を受賞。2016年度より3年間ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学金受給生。2020年2021年CHANEL Pygmalion Days参加アーティスト。公益財団法人江副記念リクルート財団第48回奨学生。サントリー ホール室内楽アカデミー第6期フェロー。東京音楽大学1年に特別特待奨学生として在学。
前田妃奈さんへのインタビュー
Q.ヴァイオリンを始めたきっかは?
A.4歳のときにテレビの音楽教育番組で、人形がヴァイオリンを弾いているのを見て、「人形が弾けるなら私も弾ける!」と、はじめました。今では浅はかだったと思ったりしますが、音楽が大好きなことは昔も今も変わりません。
Q.今春より大学生になって半年経ちましたが、環境が変わり、感じることはありますか?
A.コロナ禍ということもあり、オンライン授業と対面授業が混ざった形式で今は授業が行われています。入学当初から、履修科目?単位?選択科目?…と、(単位制についてなど)初めてのことばかりでてんやわんやでしたが、興味のある授業を選んで受けることができ、授業にレッスン、オーケストラととても充実した日々を送っています。1 番感じることは、友達の作り方を忘れてるなぁということです(笑)。人見知りでなかなかお友達ができず、マスクもしていますし、お名前も覚えられません!誰かお友達の作り方教えてください。
Q.第1位を受賞した第 18 回東京音楽コンクールの本選で、本公演と同様に角田マエストロと日本フィルハーモニー交響楽団と共演されました。今回の再会にあたってどのようなお気持ちですか。
A.コンクールの際は本当に暖かく一緒に演奏してくださり、憧れだったチャイコフスキーのコンチェルトを弾ききれたのは、誠実に向き合ってくださる角田マエストロと、一緒に演奏を楽しんでくださる日本フィルハーモニー交響楽団の皆様のおかげだったなと、今でもつくづく思います。昔共演させていただいた方々と、時間を経てまた再会し、共演できることはとても嬉しくて、成長した姿をお見せできるよう精進しなければ…と気が引き締まります。
Q.前田さんにとって「サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第 3 番」とはどんな曲ですか?
A.正直に言ってしまえば、小さい頃に取り組んだ時、指が回らなくて弾けずに諦めた曲です。細かい音符のところが 間に合わず断念してしまいました。ですが、少しは成長した今もう一度この曲に向き合う機会をいただいて勉強してみると、難しいこと以上に、厳しい部分と甘く優しい部分のコントラストが美しく、泣ける曲です。大好きな曲 になりました。
Q.将来の目標、今後の抱負を教えてください。
A.将来の目標は、音楽家や演奏家以前に、人間として素敵な人になることです。私の周りには、先生方やお友達、関わって下さる皆さまが本当に暖かく尊敬できる方々ばかりで、そんな人になりたいなとつくづく思います。
Q.10/22(金)プレ・コンサート、11/23(火・祝)フレッシュ名曲コンサートを聴きに来られるお客様に一言 お願いします。
A.演奏会に行ったり外に出る機会が減ってしまっている今、ご来場いただくお客様には本当に感謝してもしきれません。どうか皆様お元気で、もちろん私も共演者の皆様もみんなが元気で、この日を迎えられるように願いつつ、練習に励みたいと思います♪
前田さん、インタビューへのご協力、ありがとうございました。
フレッシュ名曲コンサート
角田鋼亮/日本フィルハーモニー交響楽団「悲愴」
日時:2021年11月23日(火・祝)15:00開演(14:00開場)
※14:30~ 日本フィル楽員によるウェルカムコンサートを開催!
会場:たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール
主催:立川市/公益財団法人東京都歴史文化財団(東京文化会館)
企画協力:公益財団法人立川市地域文化振興財団/東京オーケストラ事業協同組合