国立劇場「歌舞伎鑑賞教室」

歌舞伎鑑賞教室

6月23日(日)に国立劇場で歌舞伎を鑑賞してきました。歌舞伎鑑賞教室は、国立劇場が「初めての方にも気軽に伝統芸能の生の舞台にふれていただきたい。」との願いから企画されています。字幕表示やイヤホンガイドを利用して、初心者でも楽しく歌舞伎を鑑賞することができます。
最初は「歌舞伎のみかた」として、中村隼人・中村虎之介の十代若手コンビが、“歌舞伎のいろは”を軽快な音楽や照明を駆使してわかりやすく解説してくれました。
「紅葉狩」は、河竹黙阿弥=作・新歌舞伎十八番の内で、能楽を題材とした作品です。今は梅雨の最中で季節外れでしたが、舞台上の紅葉はとても美しく、舞台見術も見所でした。最後では更科姫(中村扇雀)が鬼女に変身し、平維茂(中村錦之助)が退治しますが、激しい立廻りも迫力がありました。

12月8日(日)には、文楽鑑賞教室も企画予定です。9月頃から募集を開始しますので、是非ご注目下さい。