イベントレポート(事業報告)

情報紙「ムーサ」でも掲載をしておりますが、たましんRISURUホール等で開催しているイベント情報を掲載いたします。

イベントレポート

2020.10/11()たかこ・やぎりんバンド/文屋小百合×松本智恵
立川スペシャル・コンサート2020 

毎年立川市女性総合センター・アイムにて開催している「やぎりんコンサート」。今回で7回目を迎えた本公演は、前半は朗読を交えつつ民族音楽を中心としたプログラムで、後半はゲストに立川市在住のソプラノ歌手文屋小百合さんとピアノの松本智恵さんを迎え、童謡やオペラを披露していただきました。優しい音色に終始心が癒されるステージとなりました。ご来場のお客様からは「久々に素敵な音楽の時間の中に、身を置く事ができた」「コロナに負けずに頑張りたいと思わせてもらえた」「遠くから聴きに来て良かった」といったお声をいただきました。


2020.10/18()立川市小学校演劇体験事業 劇団かかし座「劇場版 宝島」
立川市内の小学生が演劇を通じて心豊かな情操を育み、演劇ファンの育成を図ることを目的とした「小学校演劇体験事業」。2020年は劇団かかし座による「劇場版宝島」を上演しました。影絵と演劇が織りなす公演に、「面白かった」「迫力があってドキドキした」「ライブの観劇でとても感動した」などのお声をいただきました。今回はオンライン配信も行い、多くの方にご鑑賞いただきました。2021年もお楽しみに!


2020.10/24()財団キッズ・ワークショップvol.65 線香花火づくりワークショップ
花火師の青沼厳さんを講師に招き、線香花火づくりワークショップを開催しました。定員を大きく上回る応募をいただき、大人気のワークショップでした。子どもたちは初めての“こより”作業に苦戦しつつも、真剣に取り組んでいました。アンケートでは「楽しかった」「貴重な体験ができてよかった」「火をつけてみるのが楽しみ」などのお声をいただきました。


2020.10/24()ショーロクラブ&おおたか静流、アン・サリー sing 武満徹ソングス
日本を代表する現代音楽家・武満徹生誕90年の2020年、武満の「うた」を集めた公演を開催しました。難解な音楽のイメージが強い武満徹ですが、歌曲に関しては素朴で聴き易い曲を多く残しています。出演したショーロクラブはアコースティックギター、コントラバス、バンドリンから成る弦楽トリオ。確かな技術に支えられたアレンジと演奏に、おおたか静流、アン・サリーの歌声が乗ると、音響や照明効果も相まり、会場全体が暖かく豊かな空気に包まれました。お客様からも「ゆったり、じっくりと音楽を味わうことができた」という感想を多くいただき、コンサートが空間の体験であることを改めて感じました。また、武満自身や生前親交の深かった詩人・谷川俊太郎らによるかけがえのない「日常」を描いた歌詞の世界は、一人ひとりの「新しい日常」に深く響き、今こそ聴いていただきたい公演としてお届けしました。


2020.10/25()多摩フレッシュ音楽コンサート2019入賞者リサイタル
声楽部門最優秀 浦野美香メゾソプラノ・リサイタル 

「多摩フレッシュ音楽コンサート2019」の入賞者によるリサイタル公演。入賞者5人中、2020年2月のリサイタル公演以来、無事に2人目の公演ができました。当初は、ゲストにバリトンを迎えてのリサイタルを予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止により、ゲストなしでの公演となりました。前半はシュ-マンの歌曲「女の愛の生涯」、後半はチャイコフスキー/歌劇「オルレアンの少女」より“さらば森よ”などのオペラアリアで客席を魅了しました。お客様からは、「再延期のコンサートが開催され嬉しく思います」「改めて生の歌声の良さを感じました」などのお声をいただきました。今後も浦野美香さんの活躍にご期待ください。


2020.11/14()劇団東少ミュージカル「アルプスの少女ハイジ」
毎年5月に開催している劇団東少公演。2020年もその予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、振替公演として開催しました。「劇団東少」は創立70周年を迎えた、歴史ある児童演劇の専門劇団。この「子どもの心にひろがる愛と友情の物語」は、秋晴れの中、清々しく終演しました。ご来場のお客様の中には「初めてのミュージカルだったが、親子で楽しめた」「演技、歌唱力のすばらしさに感動した」「明るくて楽しいハイジに元気をもらった」「クララの歩くシーンは感動的で涙が出た」という声をいただきました。


2020.12/6()こぱんだウインドアンサンブル
~未来へ届け!次世代を担うぱんだたち~

吹奏楽へのアツい思いを原動力に結成された、サクソフォン上野耕平率いる“ぱんだウインドオーケストラ”。その精鋭メンバー17名によるコンサートを開催しました。技巧的かつ華やかで17名とは思えないエネルギッシュな演奏は、吹奏楽への無限の可能性をひしひしと感じさせられ、こぱんだメンバーからこぼれる笑顔は、アンサンブルの楽しさや素晴らしさを物語る感動のひと時でした。公演中、お客様に拍手で投票いただく「曲目リクエストコーナー」では、3つの候補曲より「ディズニー・メドレー」を演奏いただき大変好評でした。また、関連企画として事前に募集した「未来へ届け!吹奏楽へのアツい思い!」も、約2か月で32件のメッセージをいただき、公演プログラムで掲載・ご紹介しました。


小学生ファーレ立川アート鑑賞事業
この事業は平成20年に始まり、これまで延べ10,000人以上の立川市立小学5年生が見学しています。ファーレ立川アートを支える市民ボランティア「ファーレ倶楽部」が109作品のうち約40作品を解説付きで案内しています。子どもたちは現代アートを鑑賞することだけでなく、地元の街の成り立ちや歴史を学んでいます。
平成31年度は、開催を2学期以降に延期し、10/20(火)から鑑賞を行っています。課外授業の多くが見送りとなる中、子どもたちは屋外でのびのびと楽しんでいるようです。自分の暮らす街にこのような文化資源があることを誇りに思ってほしいと願っています。