イベントレポート(事業報告)

情報紙「ムーサ」でも掲載をしておりますが、たましんRISURUホール等で開催しているイベント情報を掲載いたします。

イベントレポート

2021/2/21()財団キッズ・ワークショップvol.67 石花(いしはな)ワークショップ  
石花ちとくさんを講師に招き、石花ワークショップを開催しました。石花(ロックバランシング)とは、石を積み立てるアート。 皆さん最初は「石を立てる」ことに苦戦していましたが、すぐに没頭して思い思いの作品を積み立てていました。
アンケートでは「夢中になれて楽しかった」「時間を忘れて集中できた」「難しいが達成感があり気持ち良かった」などのお声をいただきました。


2021/3/6()財団キッズ・ワークショップvol.68 砂絵でくるりんを描こう!
村山千可子さんを講師に招き、砂絵ワークショップを開催しました。
くるりんのデザインの台紙に、7種の色砂を使って色付けしました。様々な色遣いで、皆さん自分だけの作品を完成させました。
アンケートでは「色砂で埋めていくのが楽しかった」「感受性や独創性が育めて良かった」「集中して楽しめた」などのお声をいただきました。
これからも様々なジャンルのワークショップを開催していきます。


2021/2/27()宝くじおしゃべり音楽館~思い出のスクリーンミュージック~
春風亭小朝さんのトークコーナーや小原孝さんの「弾き語りフォーユー」コーナー、島田歌穂さんのミュージカルの名曲、 オーケストラによる映画に使用されたクラシックの名曲など盛り沢山で、宝くじの助成により特別料金で鑑賞できる演奏会。  
緊急事態宣言中の開催でしたが、多くの方に来場していただきました。お客様からは「夢のあるコンサートだった」「安価で嬉しかった」 「緊急事態宣言中なので中止かと思っていたけど、開催されて良かった」などのお声をいただきました。  
さらに多くの方に鑑賞していただきたいので、コロナ終息後に再演したい演奏会でした。


2021/3/20(土・祝)・3/21() 立川市民オペラ公演2020-2021
歌劇「トゥーランドット」ハイライト&ガラコンサート  

2020年3月、稽古も佳境に入り熱が高まっていたにも関わらず新型コロナウイルス感染拡大のためやむなく中止した立川市民オペラ公演。 協議と調整を重ね、1年を経てハイライト&ガラコンサートに変えて開催することができました。  
財団とともに公演を主宰する立川市民オペラの会のメンバーも、舞台芸術の中でも特に多くの人が関わるオペラ公演を今開催するべきなのか悩みに悩みましたが「恩返しの公演」と銘打ち、 コロナ禍により活動の危機に晒されている歌手をはじめとするプロフェッショナルの皆様への感謝を込めて開催を決断しました。
さまざまな制約、感染対策のある中でしたが、多くの方々のご尽力のおかげで新たな形の舞台を創ることができました。 ご来場のお客様からも感動のお声、励ましをたくさんいただき、心より感謝申し上げます。
これからも音楽の力を信じ活動を続ける立川市民オペラへ応援をどうぞよろしくお願いいたします。


2021/3/28()国立音楽大学コンサート 早春の室内楽  
国立音楽大学と立川市の連携協力に関する協定締結を記念して始まったコンサート。 2020年は新型コロナウイルスの影響により中止となりましたが、出演者・演目ともに引き継いで無事開催することができました。  
国立音楽大学の教授陣による演奏を解説付きでお楽しみいただきました。 お客様からは、「春にふさわしい演奏で心地よかった」「素晴らしい演奏で幸せな時間だった」「曲解説もわかりやすくて面白かった」などのお声をいただきました。


キッズ伝統芸能体験 日本舞踊[立川](女子)コース  
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京及び公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が中心となり、実施している伝統芸能体験プログラム。 子どもたちが、伝統芸能を通じて日本人が古くから大切にしてきた心や感性を自然と感じ、次世代へ継承することを目的としています。 立川市では日本舞踊(女子)コースが開催され、2020年11月から2021年3月までお稽古が行われました。お稽古の際は看護師の監修のもとコロナ対策を徹底し、参加者が安心して取り組める環境作りに力を入れてまいりました。 最初は浴衣の着付けや慣れない動きに苦戦していた子どもたちですが、お稽古を重ねていくうちに徐々に上達し、大人も思わず感心するほどでした。
そして、3/29(月)に国立劇場大劇場で行われた発表会では、しっかりと最後まで踊りきり、子どもたちの確かな成長を感じました。
令和2年度のプログラムは終了しましたが、今回の経験と達成感は子どもたちにとっても特別なものになったのではないでしょうか。これからも日本の伝統文化に親しみを持ちつつ、またどこかで触れる機会を持ってほしいと願っております。

(写真撮影:武藤奈緒美)


中学校訪問演奏会事業  
令和2年度はコロナが学校生活の中にも大きな影響を与えました。立川市内の小・中学校では修学旅行や体育祭などの中止が多くの学校で生じました。 このような中で、修学旅行などの行事に代わる想い出に残るような演奏会を生徒の皆さんに提供したいと立川市や立川市教育委員会の働きかけにより、財団で演奏会を中学校5校にて開催いたしました。 開催校は、立川第二・第三・第四・第八・第九中学校。3月に弦楽五重奏とフルートやハープなどの演奏を披露しました。  
演奏者と生徒との共演企画や全校生徒に鑑賞する機会を提供された学校もあり、財団としては平成27年度以来の中学校訪問演奏会となりました。  
財団では学校への訪問活動をこれからも継続していきます。

写真は第四中学校の様子